治療家が治さなくて良いって、どういうこと?

この間、治療家の友人と話していて気づいたことがあります。

結局は、その人を治さなくて良いということ。

治療家は、その知識や技術を駆使して、治すことができます。
でも、人を治そうとしなくても良いのだなと思ったのです。

「その人が、自分自身で治る力を引き出す」
「自然治癒力で治せる術を、与えてあげる」

この方が、治すよりも大切だなって、思ったのです。

そして、治すよりも難しい。

だって「患者様」の期待を裏切ることになるから。

「肩こりが治ると思ったのに、治してもらえない。」
「腰痛が治ると思ったのに、治してもらえない。」
「むくみが取れると思ったのに、取れなかった。」
「痩せれると思っていたのに、痩せてない。」

ほら。
ニーズに全く答えられません。

「だから、あの治療院はダメだ!」って言われかねないのです。

怖いです。

治してあげるのは簡単です。
でも、治してあげるということは、「あなたがいなければ困る人」を作ることになります。
その人を、その治療に、そしてあなたに依存させてしまいます。

そしてあなたは、「頼りにされている」ということを通して、自分の存在意義を高めることになります。
そう。
過激な言い方をすると、患者様を利用して「誰かの役に立ちたい」「人に優しくありたい」という自分のニーズを満たすことになるのです。

それって、おかしいですよね?

良くなって元気に過ごしてほしいはずなのに、その治療がなければ辛い体になっているなんて。
依存して欲しくないはずなのに、お互いに依存しているなんて。

本当の優しさは、一見優しくありません。

自然治癒力を引き出すのも、
自分の身体を信じて治ると決めるのも、
治る為の行動を起こすのも、
結局は患者様本人です。

治したい、治してあげたい気持ちをグッと我慢して、その人の命の力を信じてみませんか。

大丈夫。

その人が自分自身で直せるようになれば、
バランスが崩れた時、必ず思い出して頼りにされます。
そして、生きる力や、その人のバランスを取り戻して、幸せに過ごしてくれます。

そして、必ず、その人の大事な人たちに紹介してくれます。

だから、治してあげなくても、大丈夫なのです。

IMG_3092-1.JPG

 

私もピラティスの先生や、治療家の友達に依存して、
自分の自然治癒力を忘れてました。
いかんいかん。

ということに気づいてから、
なんだか一気に身体が元気。

気のせいなのかもしれないけど、
そんなことで元気になれるなら、
私は元気なのだなー。


2015年05月07日 | Posted in 日々の出来事 | | No Comments » 

関連記事

コメントを残す