「できているつもり」を体感する。

タレントの武井壮さんが、笑っていいともの中で
「スポーツが早く上達するコツ」を話された時の記事を読みました。

武井壮が語った「スポーツが早く上達するコツ」が説得力がありすぎてスゴい スランプ対策にも

この中で特に心に残ったのは、
「スポーツっていうのは、まず技術練習する前に、
自分の身体を思ったように動かす練習をしておくっていうのが一番大事で。」
というフレーズです。

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ピラティスのレッスンを受けていると、
自分が思っているよりも腕が下がっていたり
関節がうまく動かせていなかったりします。

そういう時、無意識に身体のバランスを取ろうとして
首や体幹をねじり身体の均衡が崩れていきます。

ここを修正しないと、
姿勢の崩れや筋肉をうまく使えない原因になります。

ピラティスは、インナーマッスルを鍛える訓練ですが、
「できているつもり」という脳の感覚も
同時に正しているのだと感じています。

「できているつもり」は、日常生活でも仕事でもたくさんあります。

ダイエットしているつもり、
親孝行しているつもり、
挨拶をしているつもり、
相手のことを考えたファッションをしているつもり、
文章をわかりやすく書いているつもり、
伝わるように話しているつもり、
メールはすぐに返しているつもり、
電話に丁寧に応対しているつもり、
ドアを静かに閉めているつもり、
勉強しているつもり、
本を読んでいるつもり、
仕事をしているつもり、
などなど、挙げ始めたらキリがありません。

耳が痛い内容ばかりで、書くのも辛い。
そこが、私がもっと良くなる伸びしろなのに。

認めたら、負けたような気になるのですよね。

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その都度、指摘してくださる方は、ほとんどいません。

みんな大人の対応で、
「いつか気づくだろう」
「私が言うのも何だし」
「私もできていないところがあるし」
と我慢して黙ってくれています。

 

せっかく言ってくれても、
自分の真の姿に向き合いたがらなくて
心や耳を閉じて拒否してしまったり、
言ってくれた方のことを嫌いになったりしかねません。

「できていない自分がダメだ」
「できていない自分の価値が低い」と思ってしまうから
自分の尊厳を傷つけられたような気がするから、
それを目の前に提示してくる人や事実を避けようとするのです。

本当は「できているつもり」「できていないこと」があっても、
私の価値は変わらないのに。

「できているつもり」のことがあるという事実が、
あるだけなのです。

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助言は、受け入れがたいものです。
それが、自分の痛いところをついていればついているほど。

 

どれだけ痛いことでも、
その事実を”ポン”と目の前において、
「あははー、恥ずかしい〜」と笑ってしまえば、
それだけで、人は変わっていけるのです。

そう「できているつもり」は、
かつらがずれている、
ズボンのチャックが全開になっている
スカートの裾がストッキングに挟まってパンツが丸見え、
ストッキングに派手に穴があいて伝線している
歯に青のりが付いている、
という状態と大差ないのだと思います。

放っておくと、恥ずかしい。
教えてもらえるって、何てありがたい。
言ってくれる方は、神様です。

 

私は頑固だから、せっかくのアドバイスを素直に聞けません。
でも運動は苦手だから、全くわからないから、
ピラティスの先生のいうことは、
「そうなんだ!新発見!」と見つけてもらえたことを楽しむことができます。

 

負けず嫌いが損ですね。
それだけ、変われる機会を逃すということですから。
私は、できないこと・できていないことだらけだという事実と向き合い、
「身体を思ったようにコントロールする」
「アドバイスを楽しんで受け入れる」
ということを、ピラティスを通して学んでいる最中です。

 


2014年06月05日 | Posted in 日々の出来事 | | No Comments » 

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